シニアから見た 激変のアイティー事情 とか ペットのアブさんの将来について とか 要するにxx以外何でもあり。
 
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時には母のない子のように
「時には母のない子のように」
これは、有名な黒人霊歌の題名である。もう30年以上前、初めてこの題を見た時は、ちょっとショックであった。「母のない子」とは何なんだ。母があるから子供がいる。「時には」とはどういうことなんだ。どういう時なんだ。そして、この題が
Sometimes I Feel Like a Motherless Child.
の直訳だと分かって、ようやく少し分かってきた。印象に残る、見事な訳だ。
日本でも、カルメン・マキとかいう女の子が、同名の歌を唄って花火のように1曲だけのヒットを取っていた。「時には母のない子のように、独りで旅に出でみたい。」彼女はテレビの取材で「作詞の寺山修司先生が、この曲は黒人霊歌に基づいていると、言っていた。」とヒットの種を明かしていた。たぶん、先生はカルメン・マキがその気になるように、そんなことも言ったんだろう。でも、寺山先生がパクッたのは実はショッキングな題名だけで、歌詞は全く逆なのだ。まさかこの子が、マスコミに向かってそんなことを言うとは思ってもみなかったんだろう。
黒人霊歌の「時には母のない子のよう」とは、祖国アフリカ大陸から投網にかけられるようにしてアメリカに連れて来られた黒人たち自身の心の中を唄ったものだ。母とは、母なる大地、アフリカ大陸のことなのである。
Long Way to Home,Yes!
という訳だ。寺山先生、さぞ恥ずかしかっただろう。
話は変わるが、ジョージ・ガーシュウィンの名曲「サマー・タイム」というのがある。私は、つい最近まで、この曲は、「セントルイス・ブルース」に基づいていると勝手に信じしていた。だって、出だしからそっくりではないか。確かにそういう説もあるらしい。だが、「時には母のない子のように」から取ったという説もあるのだそうだ。なるほど、気がつかなかったが、そういわれてみるとそんな気もする。「サマー・タイム」は
Hash Little Baby.
というフレーズからして、一種の子守唄であろう。だとすると、「時には母のない子のように」の方が原曲としてはふさわしいかも。
この曲は、題名だけでなく、曲そのものが心に響く名曲なのだ。
【2008.08.23 Saturday 02:49】 author : morikawa
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【2017.12.04 Monday 02:49】 author : スポンサードリンク
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| 座間キャンプ | 2008/09/26 7:30 PM |